保護者会でも60冊以上の貸出をしました。オンライン・ビブリオバトルにも参加
- 図書館教育
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昨日は,学年ごとに時間をずらして保護者会がおこなわれました。
同時に,図書館では保護者向けの貸出カードの手続きおよび貸し出しをしました。
8時半の図書館オープンと同時に、次々に保護者の方が来館されました。
中等部1年生の保護者を中心に30名弱の方が保護者カードを作成され,早速借りられました。
保護者の貸し出しだけでこの日は60冊以上が貸し出しされました。
図書館発行の図書だより「BOOK LETTER」6月号を片手に本を探される姿もあり,
保護者の皆様にも喜ばれていると実感できて,ありがたかったです。
生徒には図書便りは,クラスルームで電子版として配信しています。
また「この本,前から読みたかったのです。どこにありますか?」と聞かれたり,
蔵書検索を使って探されたりもしました。中には,「公共図書館ではこの本,
200人待ちだったんです。ここにあってよかったです!」と,ニコニコ顔で
文庫本をカウンターに持ってこられたお母様もいらっしゃいました。
本校図書館では,生徒だけでなく,保護者のみなさまにも使っていただけます。
保護者が借りた本は後日お嬢様から返すというしくみです。
もちろん,保護者の方も学校の開いている日ならばいつでも貸し出し,返却に来ていただけます。
ご自宅でも「こんな本が学校の図書館にあったよ,知ってる?」と何気ない会話とともに
本を交えて親子のコミュニケーションができることを願っています。
「家読」(うちどく)という言葉もあるように,親子で同じ本を読んだり,本について語ったりすることは
見直されています。http://uchidoku.com/htdocs/
司書がこの日のためにつくった「保護者のみなさまの本棚」からもたくさん借りられました。
進路コーナーでも,熱心に本を探す姿がありました。
また,この日の夕方には,「オンライン・ビブリオバトル」大会に,中等部3年生が初めて参加しました。
これは,都立南多摩中等教育学校の図書館からお誘いをいただいて実現しました。
ズームというテレビ会議システムによるビブリオバトルでした。
発表した生徒は,初めてのズームによるビブリオバトルでしたが,落ち着いて本を紹介していました。
聴衆としても本校の生徒は参加し,積極的に質問もしていました。
中学4人,高校生3人の発表参加者がいました。(参加校は,南多摩中等教育学校,埼玉県立浦和第一女子高校そして本校)
そして聴衆もあわせると,総勢17人でおこないました。
事務局の先生方や参加者のみなさんのおかげで,それぞれは物理的に離れていても,
本を通じたコミュニケーションを交わす有意義な時間がもてました。
おたがい「本が好き」「自分の知らない本を知りたい」という強い思いがあると
本を通じてぴったりと気持ちが通じ合う瞬間があるものだと感じました。
(図書館 二井)