学園ブログ

元生徒会長の対談 ~100周年記念サイトの「調布学園の想い出」に寄せて

100周年記念サイトの「調布学園の想い出」掲載のため、昨年卒業したM・Tさんと現在高等部3年生のS・Fさん、二人の元生徒会長が対談をしました。

中高6年間で、印象深かったことは?

〈生徒会の活動をふりかえって〉

なでしこ祭で執行部として行った外部との交流企画は、コロナ下で外部との交流が難しい時期でしたが、他校の生徒さんの文化祭に対する熱量を目の当たりにし、大いに刺激を受けました。(Tさん)。

スマートフォンの扱いについて、登下校の場面でも使えるように「スマホプロジェクト」を立ち上げました。試行期間を設け、校則について全校の意見を集めるなど、みんなで考えて何かを作ることを目指しました。実現には至らなかったものの、このような活動を土台に、今後も多くのことに問題意識を持ってほしいと思っています。(Fさん)

〈生活面をふりかえって〉

在学中のことを思い返してみると、中高6年間を通して先生方からのサポートが非常に多かったと感じます。生徒会活動やなでしこ祭の時はもちろん、進路関係の相談には担任の先生はじめ、多くの先生方が親身に相談に乗ってくださったことが印象に残っています。(Tさん)

学習面以外のことでも多くの体験を得られる環境が整っているので、とてもありがたいと思いました。これからも、チャンスを生かして多くのことに好奇心を持って取り組めるような学校であってほしいと願います。(Fさん)

中1の「礼法」などで習った礼儀や常識的なものが、6年間の生活で身に着き、それが卒業してみるととても貴重だったと感じます。探究や土曜プログラム等を経験したことで、より積極性や探究心が身についてきたと感じます。このように、多くの体験ができる学校であり続けてほしいと思います。(Tさん)

本校でいつも行っていた「黙想」も特別でした。大学受験の際には、会場で「はじめ!」と言われるまで黙想をしていました。(笑)本当に緊張する場面などでは、黙想が良いですね。(Tさん)


調布学園は、2026年に100周年を迎えます。昨年新たに立ち上げた100周年記念特別サイトには、「調布学園の想い出」というリレー形式でコメントをいただいています。こちらもどうぞご覧ください。

(100周年記念誌編集委員 山田・兼子)