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より効果的に「伝え」、「判断する」練習 ~高2HR~

相手によりわかりやすく、より説得力のある発言ができるということ、さらに聞いたことを論理的に判断できるということは、現代ではますます求められているスキルです。高2の夏休み明けのHRでは、立論を学ぶ練習として、一般的なディベートの形をもっと取り組みやすく変えた3人のミニ・ディベートを行いました。

これは8月に行われたPDA中高生即興型英語ディベートオープン大会でシェアされたディベート練習方法です。ポイントは、2人のディベーターが、どちらも議題に対し肯定の意見を言うところにあります。そうすることでジャッジの生徒はどちらがより説得力があるのかを判断しやすくなるというメリットがあるからです。

立論はまだしも、ジャッジなんでできない・・・と最初はしり込みしていた生徒たちも、いざ始まると双方の意見を上手にまとめ、足りない部分を指摘しながら、なるほどと思える理由でジャッジをする姿が見られました。合計3ラウンド行い、3ラウンド目は最近のニュースより、医学部入試の男女の合格率の差に関連した議題にすると、リサーチ用の新聞記事を熱心に読んでいる姿も見られました。

今後もHRで定期的にこのようなミニ・ディベートを続けていく予定です。説得力のある立論をする力と、論理的に物事を判断する力を、今後も身につけていってほしいと思います。(高2担任 平福)