学園ブログ

中2国語・美術 読書感想画

今年度新たな試みとして、中等部2年生で「読書感想画」の授業を取り入れています。

国語と美術の教科横断型授業です。

国語の時間に「読書感想画」第一回目の授業を行いました。

 

「読書感想画」とは、本を読んで感じたことやイメージをもとに表現した絵のことです。本を読んだ感動を「文章」ではなく「絵画」で表現していきます。

見本として、『モモ』や『オツベルと象』、『コンビニ人間』の読書感想画を紹介しました。

 

そのあと、図書館に移動し、本選びをしました。

今回は「今まで読んだ本の中で一番好きな本」で描くことにしました。

本が決まらない人は、司書の先生から読みやすいおすすめの本を紹介してもらいました。

 

本が決まったら、メモをしたりふせんを貼ったりしながら読んでいきます。

感動した場面、心が揺さぶられたセリフをチェックします。

今回の授業はここまで。

これから各自で本を読み進め、ワークシートに取り組みます。

そして12月から美術の授業で絵を描いていきます。全員木版画で読書感想画に挑戦します。

 

どんな絵が完成するでしょうか。とても楽しみです。

本を読んだ感動を表現する方法はたくさんあります。「読書感想文」が苦手な人も、「読書感想画」なら楽しく表現できるかもしれません。

この授業をきっかけに、本を深く読み込む面白さや表現する楽しさを知ってもらえたら、大変嬉しく思います。

(国語科 明田川)