土曜プログラム 第１回
- 土曜プログラム
本日は土曜プログラム（マイプログラム）の第1回目です。各々が選んだ講座に参加し、そこから視野を広げていく重要な機会です。新しく技能を習得したい、今ある技能を深化させたい、そして、この分野について知りたいといった動機のもと、生徒たちは講座を選択します。
「絵手紙」の講座では、まず「筆で書く」ということに慣れる練習をします。鉛筆とは一味違う「筆」は、線の太さや墨の濃淡など、独特の注意点があります。道具、姿勢、持ち方などが普段と違うせいか、「書く」という行為に、生徒たちが真剣になって取り組む光景が広がっていました。一文字一文字を丁寧に書くこと、それが「手紙を書く」という行為につながっているように思えます。「メール」とは、また異なった味わいを感じます。
「日本舞踊２」という講座は、すでに「日本舞踊１」を受講した生徒が選択することができる講座です。「日本舞踊１」を受講する際に、自分で選んだ浴衣一式を自身で着付けし、美しくまとって参加します。講師の先生は、生徒たちの「楽しみながら上手になろう」という気持ちを察知し、「いかに美しく踊れるか」という技を伝授しようと熱が入ります。最終的には、やや長い曲に合わせて踊ることを目標とします。生徒たちの所作は、今や素人ではありません。
（土曜プログラム担当 齋藤）