学園ブログ

中等部講堂朝礼

現在、本校ではユニセフ募金が行われています。募金で集まったお金は発展途上国の子どもたちに寄付され、多くの命を助けることができます。校長先生から、ただ募金をするのではなく、募金をする時には他者のことを思い、気にかけることが大切だというお話を伺いました。

渡辺和子さんというシスターの方はかつて、配膳の作業を機械的にこなしていた時に「食卓につく人のことを思いながら配膳をしていますか」と修練長から問われたことがあるそうです。そのことを意識して仕事をすると、配膳の作業は雑用ではなくなった、と感じたそうです。

また、本校の卒業生が営んでいる、野菜栽培とレストランが併設された千葉県の施設は、台風と大雨により、甚大な被害を受けたそうです。校長先生がその方とメールをしている時に、その方は他の被害を受けた方々の心配をしていたそうで、私達にもなにか出来ることはないかと考えるきっかけとなりました。

本日の校長先生の話を聞き、何かをする時にお互いを気遣うことによって、その行為は意味のあるものになるということを学びました。学校生活においても、お互いを気遣い一つひとつのことを意味あるものにしていきたいと思います。

(中等部3年 週番)