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  • 2019.11.11

    土曜プログラム土曜プログラム 第6回より 身近なものから考える

    土曜プログラム(マイプログラム)第6回が終わりました。

    今回も2つの講座を紹介します。

    1つ目は「初めての草木染に挑戦」という講座です。

    本講座では身近な植物を利用し、植物の特徴などを学んだあと、バンダナを染めます。

    栗や茜の花、ビワの葉っぱ、そして桜の枝からも染料を作ることができます。

    今日は「エンジュ」の花を使って白いバンダナを染めました。(エンジュは本校前の環八通り沿いにも植えられています。帰りに見てみてください。)

    まず、バンダナを三角形に数回折ってから、輪ゴムでとめます。

    輪ゴムの位置や向き、強さによって出来上がりの模様が変化するので、生徒たちはどんな模様になるのかドキドキしながら輪ゴムを巻いていきました。

    その後、バンダナを湯通ししてから、染め液にひたしました。

    20分くらい待ってからバンダナを取り出し、きれいな水で洗います。

    あとは干して完成です。

    干すときに、風の有無や天気の様子によって、完成時の色の濃さが変わります。

    風があってよく晴れている今日のような日は、特別光沢がある草木染になるそうです。

    最後に、中等部1年生が感想を話してくれたので、紹介します。

    「輪ゴムの巻き方で模様が変わるので、そこを考えるのがわくわくしました。また、布が染まるときに、ただ色がつくように見えても、そこにはちゃんと染み込むための原理があることを知ってとても驚きました。」

    「植物から作った染料には鉄を混ぜたせいか、染料の色はすごく濃い色で、どんな色になるだろうと不安と期待が半々でした。だけど、染め液から取り出して、外で干すときはあざやかな黄色やオリーブ色になっていて、鉄が混ざっているとは思えないくらいきれいで感動しました。」

     

    2つ目は「自分の制服を見つめよう」という講座です。

    この講座は、本校の制服を作っている会社の方を講師にお招きしました。生徒は、制服ができるまでの流れを知り、その後、布の端切れを使った小物作りをします。

    まずは、制服ができあがるまでの流れを写真を通して教わりました。

    そして実際に、机いっぱいに広げられた布に型紙をあてて、制服のどの部分かクイズをしながら考えました。

    また、リユース・リサイクルの方法を学び、日常生活のなかでどのように実践できるかも話し合いました。

    型紙を切り取ったあとの余った布を、どう使い切るかを工夫しながら考えることで、「もったいない」の精神を生徒たちは理解していたようです。

    今回は、余った布を用いてポケットティッシュケースにしました。

    ケースは2つ作成しました。

    というのも、1つは自分用ですが、もう1つは来年のなでしこ祭でバザーに出せるように作ったのです。

    自分用はオリジナルの飾りつけをして、生徒たちは自由に飾りをつけ、楽しそうに完成させました。

    最後に、中等部1年生からの感想を紹介します。

    「創作するというのはとても好きです。余った布でできたティッシュケースに、ビーズやフェルトで飾りつけをすると、自分だけのオリジナルのものが完成して、とてもうれしいです。余ったものでも使い方次第でなんでもできるんだ、ということを学ぶことができました。」

    「大きな1枚の布になるまでに、羊の毛を洗ったり、加工してしっかりした糸にするのは大変だということを知ることができました。私たちが着ているこの制服には、セーラーの襟の縁に2本線のデザインがついています。縫製のときに一番難しいのが、その線の幅をそろえることだそうです。しかも手作業で縫ってあると聞いて、驚きました。そでの型紙の形も予想外だったし、服が多くのパーツの組み合わせなんだということを学ぶことができて、とても貴重な体験でした。」

    植物や制服など、ふだん身近なものからも不思議を探ることができるのも、土曜プログラムの魅力です。

    (土曜プログラム担当 齋藤)

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