学園ブログ

東京工業大学サイエンスカフェ

11月15日(金)午後、保護者会期間中の高大連携プログラムの一環として、「東京工業大学サイエンスカフェ」を実施しました。中等部3年から高等部2年までの生徒18名、保護者3名が参加し、研究室見学の後の茶話会には4人の卒業生が参加しました。

まず、アドミッション部門の篠崎 和夫先生から大学の概要を紹介していただき、その後に下記の2つの研究室を見学させていただきました。


●訪問させていただいた研究室
①高原弘樹 研究室 「機械の安全性向上を目指した振動メカニズムの解明」(分野:機械工学)

ものを揺らす機器がある実験室や研究室を見学させていただき、さまざま計測機器の用途や私たちの身近なところで振動メカニズムがどのように活用されているかなどについて、お話を伺いました。

②中島 章  研究室  「環境浄化やエネルギー問題の対策に貢献する様々な材料の開発」(分野:化学・応用化学)

研究室に所属している4人の女子学生の皆さんが、酸化チタンによる水の浄化や、界面化学を応用した撥水性や親水性の材料を用いた実験を行ってくださいました。これらの技術を応用して、省エネルギー化などを図ることができると教えていただきました。

卒業生との茶話会では、1 年生(工学院)、  2 年生(5 類、6 類)、 4 年生( 4 類)の4名の卒業生が参加してくれ、 本校に在校している時にどのような学習をしてきたのかについてや、大学での学びや生活などについて、打ち解けた雰囲気の中で聞きました。参加した生徒たちは、やや緊張した面持ちでしたが、研究室見学中に質問する生徒もおり、興味深そうにお話を伺っていました。また、参加した保護者からは、「オープンキャンパスなどで研究室見学をしようとすると、予約などの手間がかかるし、たとえみられてもごく短時間だったりなのですが、今回はこんなにゆっくりと実験付きで見学できるなんてとても恵まれていると思いました。」とのコメントがありました。研究室見学中も質問をするなど、保護者もとても熱心でした。

最後に、記念撮影をしました。

(進路指導部 村越、兼子)