学園ブログ

新入生を迎える会

本日、令和2年度の新入生を迎える会をおこないました。

紫陽花も目に鮮やかな今朝、210名の新中等部1年生が登校してきました。

新入生にとっては、2月11日の合格者説明会以来の、久しぶりの学校です。会には新入生のみ参列し、保護者は体育館でライブ中継を参観しました。

コンピュータ技術の進歩は目覚ましく、オンラインで朝礼や授業も双方向で受信・発信できる時代となりました。ですが、画面でしかつながっていないままでは、親友や先生との信頼できる関係は築きにくいものです。手を伸ばせば触れられる、というこれまで当たり前だったこと。今回のコロナウィルスの感染拡大は、そういった人間らしい生活を奪うものでした。人と人がつながるためには他人を尊重することが大切。他人への本校が定めているディプロマ・ポリシーの中にある「広い視野を持ち、よりよい社会の実現に向けて常に探求し実践できる人」になってほしい。そのために他者への尊敬と、想像力をもっていこう。一緒に生活できることを喜んで、楽しんでいきましょう、と校長先生は語られました。

中等部1年生には今日を迎えるにあたって、2つの宿題が出されていたそうです。

1つ目は笑顔の練習、2つ目は保護者の方への感謝の気持ちを伝えること。210人の入学生がいますが、149もの異なる小学校からきています。「あなたは決して一人ではない。仲間をこれからつくっていこう」。節目となるこの日は、中学生への階段を1つずつあがっていく初日です。今日感じたこと、決意などを生徒は「精進日誌」に書き留めていきます。これからの6年間が楽しみです。

(担当 二井)