学園ブログ

ライブ授業2週間 ~数学・礼法編~ (中等部1年)

双方向のオンライン授業が始まり、2週間が経ちました。前回のブログでは初日の英語と国語の様子をお伝えしましたので、今回は数学と礼法の授業を紹介します。

 

数学は黒板での授業です。教室の大きな黒板は、カメラで見える範囲が決まっているため、ギリギリのラインを探りながら、黒板いっぱいに図形を書いて説明する教員の声が廊下に響きます。オンラインの授業に慣れてきた生徒からは、挙手して発表したり、質問の声も上がってきました。

 

入学後初めての礼法の授業は、1時限前のHRで夏服を着てみようと声を掛け合っていたこともあり、制服を着て参加の生徒がほとんどでした。初めて授業で対面する西村学園長を前に、やや緊張気味の生徒たち。それでも吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」の各登場人物のふるまいに対して自分の意見を発表する場では、つぎつぎと手が上がり、同級生の前で立派に考えたことを発表する姿が見られました。

英語では、Googleクラスルームの提出・返却機能を使い、授業ノートの写真や教科書の動画暗唱の提出も始まり、担当教員がコメントを付けて返却しています。ほとんどの生徒がきれいにノートにポイントをまとめ、上手に暗唱をする姿に日々感心しています。

 

とはいえ、4月と比べて授業の数や提出物も増え、時間管理に苦労している生徒もいることが個別のオンライン面談を通じてわかりました。今後スケジュールの上手な管理の仕方を伝えながら、学校再開まであと少し、自宅で頑張る生徒たちをネットを通じてサポートし続けていきます。

 

(中等部1年 英語科 平福)