学園ブログ

中1レクリエーション 落語鑑賞会

東高根森林公園での一日校外学習に続き、中1レクリエーション第二弾は落語鑑賞会でした。落語家の春風亭正太郎さんをお招きし、落語の話し方の特徴や小道具について面白く教えていただいたあと、「狸の札」と「初天神」の2席を楽しませていただきました。

「狸の札」では狸のかわいらしくもおかしい話し方に、「初天神」では八五郎と金坊(息子)の軽妙なやり取りに、時の立つのも忘れ、お腹を抱えて皆で大笑いしました。中には笑いすぎて涙を浮かべる生徒もいたほどでした。

落語のあとには質問の時間を設けて下さいました。落語家を志したきっかけや、落語を始めるときになぜ羽織を脱ぐのかといった素朴な質問から正太郎さんの人生のモットーまで、次から次へと生徒たちは質問し、その都度丁寧に答えていただきました。落語の歴史に加えて正太郎さんのお人柄を知ることができた貴重な時間となりました。

中等部1年生は入学早々に休校期間と分散登校を経験し、感染症との先の見えない戦いがまだ続く中、来週から初めての夏休みが始まります。友達と同じ時間を共有し、笑い合った経験を胸に、この夏もたくましく成長を続けてほしいと思います。(中等部1年 平福)