学園ブログ

高等部文化講演会

11月18日(水)のLHRの時間に江川雅子氏による高等部文化講演会がありました。日々めまぐるしく変化し、物事を地球規模で考えることが当たり前となりつつある現代において「グローバル時代をどう生きるか」という生徒たちにとって最も大切な問題を考える貴重な時間となりました。以下は生徒の感想です。

「働く場所や内容は違えど日本と外国の架け橋であり続けた。」これは江川先生が文化講演会で最初におっしゃった言葉です。何気ない言葉でしたが私はそれに強い感銘を受けました。現代社会は一日として同じ顔を見せることはありません。技術の進化によってめまぐるしく様相を変えています。江川先生はそのような社会のなかで変わらない意思を持ちながらも柔軟に自身を取り巻く環境の変化に適応してきたのだろうなとお話を聞きながら感じました。「変わらないまま変わり続ける。」ということは一見矛盾しているように見えますが、事実も嘘も入り混じった情報が溢れる今を生きていくためには何より大切なことだと思います。そして変化という荒波を私たちはどのように生きていけばよいのかという問いに対して特に自分の意見を持つことが重要だと思いました。日々時々の場面に応じてだけでなく俯瞰的に人生を見たときに、どうしていきたいかもまたこれから私たちが考えるべき重要な課題です。これからの学校生活を、その確立を目指して、より実のある日々を過ごしていきたいと思います。

江川雅子氏による講演が一つのきっかけとなり、生徒たちの学びがより深くより広くなることを期待したいと思います。(高等部1年担任 湊谷)