学園ブログ

『日本気象学会ジュニアセッション』で発表しました

日本気象学会の春季大会期間に合わせ,中高生対象のジュニアセッションが5月16日から21日まで,オンラインで開催されました。本校からは,高等部2年生1グループ4名と,高等部1年生2名が参加しました。

高等部2年生の発表は,昨年度の土曜プログラム(コア)での探究活動で行った「気象情報で地球を守ろう」でした。季節予報を読み取って野菜の産地と東京の2月の気候を予想し,気候と野菜の作柄を考えて,フードロスを出さないカフェの提案を行いました。高等部1年生は,ビル風の観測を行い,模型を使った実験と合わせて風の起きる条件を探るビル風の不思議」,液晶の色が温度によって変わる性質を使い,温度計に応用できるかを検討した「液晶で温度計は作れるか」の2件で,どちらも中等部3年生夏の課題研究を更に深めたものでした。

今回はオンライン開催で,発表動画をアップしてそれにコメントをいただくか,zoomで発表してその場で質問やチャットでのコメントをいただくかの形となりました。専門家の方々から,質問やコメントをいただき,有意義な経験となったようです。いただいたコメントを元に,さらに今後の研究につなげることができそうです。(理科・荒川)

ジュニアセッション2021-発表プログラム-