学園ブログ

46日後は体験学習へ ~震災を学ぶ~

中等部2年生は8月下旬、4日間の体験学習で東北地方を訪ねます。今年度は新型コロナウイルス感染症による影響で、行程を例年から変更し、庄内地方を広く巡り、最終日は仙台市・名取市で震災学習を行います。2011年3月11日の東日本大震災から10年を迎える今年、現地がどのように復興を進めてきたのか、直接自分の目で確かめる機会をつくりました。
5時間目のLHRの時間は、お訪ねする閖上地区、荒浜地区について、社会科の山田教諭が説明を行いました。2メートル超えの特大地図を用いて、大陸プレートの話から震災発生のメカニズムについて、海岸地形と津波の関係について、そして実際に現地に行き目の当たりにした津波の痕跡の様子がありありと語られ、いつもはにぎやかな生徒達も、真剣な眼差しで言葉を受け取っていました。現地研修では、語り部の方から直接お話を聞きながら震災遺構を見学する予定です。

「体験した人の生の声を聞くことに価値があります」

メモをとりながら現地での体験をイメージしていたのでしょう。

46日後、震災当時2.3歳だった中学2年生は現地での体験を通じて何を学ぶのでしょうか。

 

(中等部2年 上野)