学園ブログ

高等部2年進路講演会

7月7日(水)のLHRの時間に進路講演会が行われました。今回、講師をつとめて下さったのは河合塾麹町校の神本さんです。共通テスト3回目を迎える現高等部2年生の生徒たちが、多様化していく入試のなかで、何をするべきなのかをりやすく語って下さいました。迫りくる現実を目の当たりにして生徒たちは身が引き締まったようです。明日からの学習にすぐに活かせることも多く、実り多い進路講演会でした。                                               (高2柴生)

以下は生徒の感想です。

進路講演会では新しく変わった大学入試についてと、大学受験までの残された時間をどう活かすかについての話をしていただきました。そして私達が今からできることは以下のことだと助言して下さいました。

〇模試の結果の数値に惑わされず、振り返りは一回のみでなく何度もすること。

〇予習を十分に行い、授業が終わった4時間以内に復習をすること。

〇わからない問題にあたっても、すぐに答えを見たり検索したりせず、最低25分間は考えること。また、わからない分野は、一つ前の分野に戻って、やり直すこと。

〇応用問題へ行く前に、基礎から着実に身につけること。

〇得意科目ばかりを勉強せず、苦手科目も並行して行うこと。また、勉強途中であっても、他の科目に切り替え、一日に複数の科目を勉強すること。

〇最も重視すべき要素は、問題を解くスピードであること。

そして特に現代を生きる私達が気にしなくてはいけないのが、スマホの存在であると強調していらっしゃいました。SNSでの短い文章のやりとりによる長文読解力の低下や、ブルーライトによる記憶の定着力の低下があるからです。そして最後に「上記のことに則って学習をしたとしても、辛抱強く継続しなければ、成果には現れない」という締めくくりで講演会は終わりました。講演会が終わったあとに私が感じたことは大学受験のスタートは早く切ることが大切だと思いました。また、模試から模試までの時間をいかに有効に使えるかも大切だと思いました。私たちの多くが現状を振り返り、残された時間をどう使うべきかを再度考える貴重な時間となりました。そこから出た一人ひとりの勉強法を個々が継続して実行に移すことが出来れば、私たちは大学受験という壁を乗り越えることができるのでしょう。(高2進路係)