ナンセンスと事件と俳句
- 図書館教育
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図書委員会では第2回ビブリオバトルを行いました。今回は学習体験旅行が重なり、参加した生徒は少人数でした。しかし出場した本の種類は詩集にはじまり、ミステリー小説、俳句甲子園を舞台にした青春小説など充実した内容でした。
少人数だからこその親密な雰囲気が生まれます。
詩も朗読します。「ナンセンス、意味のわからなさ! この本のおもしろさをしってほしいです」
質問に答える発表者。「表紙に描かれたふたりにも意味があります」
チャンプ本は『春や春』(森谷明子著/光文社/2015年)でした。
チャンプ本に選ばれた高2の生徒の言葉です。「俳句がテーマということで、みんなにあまり馴染みない本でした。今日までいろいろ原稿をかいてみたり、話し方を練習したり、導入を考えたりしましたが、発表者としてこの場に立つと、そんなあれこれは吹き飛んで、ただ楽しかった! ビブリオバトルに出場できてよかったです。」
図書委員会の後、図書館の窓からはきれいな月が見えました。
(司書 松井)