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高1 土曜プログラム コア 探究「分子系統樹をつくろう」

土プロのコアプログラム「探究」で私たちが取り組んでいるテーマは「分子系統樹をつくろう」です。

分子系統樹とは、見た目の形ではなく、DNAやタンパク質など、体内にある物質を比較して類縁関係を図示したものです。

 

簡単に実験内容を説明すると、組織(生物の筋肉など)からタンパク質を抽出し、電気泳動で分析を行います。

電気泳動とはタンパク質など電荷を持った分子に電圧をかけてゲルの中を移動させ、分子の大きさで分離する方法です。類縁関係の近い生物ほど同じ大きさのタンパク質を多く持つので、その数を比較することで類縁関係がわかります。

このテーマは3年目になりますが、1年目は魚のみ、2年目はニワトリやエビを加え比較してきました。私たちは今までの研究を引き継ぎ、さらに鳥類のウズラと哺乳類のマウスを加えて研究していきます。

今日は1限で試料の調製を行い、2限に電気泳動を行いました。次回、結果の分析に入ります。どのような結果が出るのか楽しみです。


(高等部1年 S.K C.K M.B )