学園ブログ

中3 地学×地理×公民

中等部3年生の地学では地震の仕組みを学習します。そして中等部2年生の地理では防災について学習します。今日は、その地学と地理の地震に対する知識を活用し、学習のまとめとして公民の観点から、自分が市町村の首長だったら、どんな防災・減災に向けた取り組みができるかを考えてみました。

まず、都市災害として、東日本大震災でも見られた「液状化現象」について、地学の観点から実験を行いました。写真のような模型に「揺れ」を加えることで、液状化がすすみ、表面においてあったビー玉や家の模型などが、倒れていきました。

この実験後に、国土地理院のWEB GISである「ハザードマップポータルサイト」で、自宅周辺の地形や、その地形に潜むリスクについて調べ、災害が他人ごとではないことを生徒は理解できました。

そして本題である、自分が首長だったらどんな防災・減災に向けた取り組みができるかを考えました。自分の町のリスクを踏まえ、生徒は主体的にアイディアを出すことができました。

(理科 鷲尾、社会 山口)