父といっしょに本を読む。マンガ感想文コンクールで特別賞に入賞
- 図書館教育

2021年度、本校は「第1回 マンガ感想文コンクール」に応募しました。今年初めてはじまったこのコンクール。
これまでなかなか「マンガを読んで感想を書く」ことを経験したことがない生徒ばかりだったのですが、希望者が取り組みました。
その際、集英社よりマンガ約50冊(1巻のみ)セットを寄贈されました。
図書館の丸テーブルのそばにあるのがその一部です。長期休み前にはここでのんびりと過ごす生徒がたくさんいました。
本校の中等部3年生Aさんが「特別賞」を受賞しました。
読んだ本は『無の黒船ークライシスⅢ』(松本零士)
なんとこの本はお父様が昔読んでいた本を紹介してもらったとのこと。そして、一緒に読むうちどんどんはまり、原子力発電所の事故やその後の日本をも考えさせる内容だったことから考えたことを書きました。
感想文は校内で作る冊子「花筐(はながたみ)48号」p5に掲載されています。来校の際はぜひご覧ください。図書館でご覧いただけます。
学習マンガは本校でも取り入れています。
マンガからも世の中を知ったり歴史を勉強したりできます。
活字とグラフィックの総合芸術。いろいろな刺激が得られます。
アメリカ発の「グラフィックノベル」もいろいろ入荷しています。
『アンネの日記 グラフィック版』(あすなろ書房)や『THIS ONE SUMMER』(マリコ・タマキ作、岩波書店)が人気です。
中等部1年生も真新しい図書カードを手に、図書館をどんどん使い始めました。
感染対策に気をつけながらも、昼休憩は館内で本を手にして語り合う姿が見られます。
(図書館 二井)