学園ブログ

BOTTOプロジェクト 第3回

3回目の高等部の「探究」では、「得意」を切り口に2名の方からお話を伺いました。

1人目はバリ島在住の、自身で作ったツリーハウスでお仕事をされている高間剛さんです。「リサーチや論理的に考えること」が得意で国連・欧州連合・JICAなどで気候変動とエネルギーの専門家として活躍されています。19歳でオーストラリアを自転車で1周したというお話を聞き、英語がわからず不安に思ったことはないのかという生徒からの質問に、なんとかなる、やってみようと行動に移すことが大事であると話してくださいました。「やってみる」が得意につながることを教えていただきました。

2人目はスイス在住の演劇作品やドキュメンタリーの通訳・翻訳などのお仕事をされている渡辺真帆さんです。英語では見えない世界があるのではないかと思い、大学ではアラビア語を学び、在学中の留学をきっかけに卒業後はNGO活動などもされています。得意の「英語」を生かし、「ことばが関係すること」に携わりたいと思いフリーランスとして幅広い活動をされています。好きと得意が完全に一致することはないが、好きにかかわるために得意を生かすことができることや、その時一番やりたいことを大事にすることで得意が見つかることもあると教えていただきました。

講演を聞いた後は、疑問に思ったことやさらに聞きたいことなどを話し合いました。

次回は「偏愛マップづくり」です。自分の「好き」と向き合える時間になると思います。

(高等部2年担任 山田)