学園ブログ

中等部2・3年生 精進講話「社会に出てから活きる6年間の学び」

11月30日のホームルーム、中等部2・3年生は精進講話。
今回は卒業生をお招きしました。

2008年度卒業の松本さんから、本校での6年間の学びが社会人になってからどのように活きるのか、お話を聞きました。

 

本校に通う生徒も、楽しく学校生活を送るいっぽうで勉強や部活、人間関係など、成長に伴う摩擦から様々な悩みを抱えます。

講話者の松本さんも、当時は今の在校生と同様、様々な悩みがあったといいます。
しかし、社会人となった今の立場から当時を振り返ると、
「限られた条件下で努力する経験は重要であった」
「課題に対し粘り強く取り組む姿勢や学ぶ習慣が身についた」と。
そしてそれらは、社会人としては大前提であるといいます。

生徒からは、
「コミュニケーション力を上げるには」
「いろいろと挑戦してみるほうがいいのはわかっていても、
失敗が怖くて踏み出せません。どうしたらいいでしょうか」

など、多くの質問が寄せられました。それに対し、
「今はSNSでコミュニケーションがとれる時代だが、
中高の6年間は友人や先生と直接話せる貴重な時間。ぜひ、
スマホを介さないコミュニケーションを大切にしてほしい」
「自分の失敗なんて、他の人はすぐに忘れてしまうと思って
一歩踏み出そうと今でも頑張っています」

という返答をいただきました。

悩みや苦しみをかかえるのも、自分が「こうしたい」「こうありたい」という思いがあるからこそ。

卒業生である松本さんの言葉も胸に、さらなる精進と飛躍に期待します。

(中等部3年 橋本)