中等部3年「保護者を囲む会」
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12月。二学期期末の定期考査が終了したところで、
「保護者を囲む会」を実施しました。
中等部3年生の生徒が、様々な職業に就いている
在校生の保護者から仕事についてのお話を聞く会です。
今回講義を担当してくださった保護者の職種は、
システムエンジニア・薬剤師・デザイナー・
AIマーケティング・臨床検査技師・公認心理士・
ソフトウェア開発…と多岐にわたります。
様々な職種について、業務の内容、中高生時代の経験で今に繋がっていることなどを聞きました。
変化が激しい現代社会において、多様な現場で働く方の声を聴くことはきわめて重要です。
熱心に話を聞き、知見を深めていく生徒のようすが見てとれました。
振り返りにあった生徒のコメントを紹介します。
「普段から自分と他人に一線を引いてしまうが、自分の器を広げて多様性を認めることで、自分ももっとラクになると思った。物の見方やとらえ方を柔軟にしていくことで、地になっていたものが図として見えてくるというお話は、日常にも当てはまると感じた。日々人の話をよく聞いたり、自分を知り、認め、愛することが大切だと学んだ。マザー・テレサの『大切なことはどれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ愛をこめたかです』という言葉を聞いて、今後何かをするときに結果ではなくそこにたどりつくまでの過程を大切にしたいと思った」
(公認心理士の方のお話を聞いて)「何をするにしてもテクノロジーが必要である。AIはなぜあれほど早くデータを読みとることができるのか疑問であったが、『グループ分け=クラスタリング』されているというお話を聞いて納得した。また映画は各データのクラスタリングを利用して再現度を高めていることを知った。AIが発達していくと人も世の中も変わり、職業もなくなっていく。今の時代は自分のやりたいことを職業にするという言葉を聞くことができてよかった」
(AIマーケティング職の方のお話を聞いて)
普段の学校での勉強は「自分の将来につながっている」と考えることで、
一層能動的に取り組むことができます。
田園調布学園では土曜プログラムや大学特別講義、職場体験など、
様々な場面で生徒が自身のキャリア観を深めていきます。
(中等部3年学年教員 橋本)