学園ブログ

一昨日の雨模様から一転、寒さもやわらいで桜がますます咲き始めました。

今日203名が中等部を卒業しました。
令和4年度、第76回卒業式です。

保護者も参列し、同時にYouTubeライブで配信もおこない門出を祝いました。

校長先生からは次のようなことが話されました。
「みなさんが中学に入学したのは2020年。２月11日には入学者説明会を行いましたが、コロナのためその後すぐ3月2日から休校となってしまいました。

中学入試が終わり、やっと始まる中学を楽しみにしていた気持ちもそのままに、入学式もできないまま中学校生活が始まりました。その後やっと6月になって入学式を行いました。とはいえ、すぐに皆が会えたわけではなく、翌日からは分散登校が始まりました。クラスには常に半分の生徒しかいない、しかもマスクをつけての登校。なかなか友人の顔も覚えられず制限のある中学生活が始まりました。この3年間、どれだけ思い悩みながら生活をしたことでしょう。コロナ禍だから仕方ない、と思うのではなく、今できることを精一杯やりましょう。コロナ禍を経験したからこそ今できることのありがたさを感じよう。中学の卒業は義務教育の終了です。自分で選び取っていく生き方、大人として認められる日々がこれから始まります。」

義務教育の終わる節目の日を迎え、生徒たちはこの卒業式の間にもぐんと成長したようでした。

4月からはマスクをしなくてもよくなります。

お互いの表情を読み取って、語り合える、マスクのない生活に慣れていってほしいですね。

元気な姿で4月に会えるのを待っています。
（記録　二井）