学園ブログ

高等部1年 九州学習体験旅行 1日目

本日は学習体験旅行の初日です。九州という遠距離に普段と違ったわくわく感を覚えながら、搭乗口に向かいました。機内では、窓からの景色を楽しんだり、友達とおしゃべりをしたりしながら、二時間ほどの空の旅を過ごしました。

お昼ご飯は、奄美の里で鶏飯をいただきました。こちらは自分で好きな量のご飯をよそい、卵や海苔などの具材を乗せて、最後に出汁をかけて食べる、奄美の郷土料理です。見た目はお茶漬けに似ていますが、食感も味も初めての感覚でした。出汁が具材にしみこんでいてとても食べやすく、フライトで疲れた体でも2、3杯軽く食べてしまいました。

 

午後は日置市東市来文化交流センターにて、第十五代沈壽官さんの講演を聴きました。事前学習で学んだことを踏まえてお話を伺いましたが、日韓関係がどのようなものであったのか、焼き物が私たちの国にどのような歴史をもたらしたのかなどを改めて知ることができました。相互理解よりも「相互許容」の姿勢で異文化と向き合うことが大切だという言葉が特に心に残りました。日韓関係は歴史も深く、また今後も隣国同士、関係は続いていきます。国同士がこれからどのように歩み寄っていくべきなのかを、私たち新しい世代が考えていかなくてはいけないと感じました。

初日の宿での夕食は、黒豚やお刺身など鹿児島の特産物がふんだんに使われた料理の数々をいただきました。有名なさつま揚げは二種類あり、大きさも形も味も異なり、揚げ物でも食べやすかったです。全体的に甘めの味付けであったりと、東京とはまた違う文化を感じることができました。

明日は鹿児島での自主研修や水俣での環境プログラムなどがあります。体験を通して新たな発見ができるように、班員で協力しながら過ごしたいと思います。(学習体験旅行ブログ係生徒)