学園ブログ

探究ラボ キヤノンPowerShot V10プロジェクト

今年の探究活動では、有志の生徒が挑戦できることになった特別なプロジェクトがあります。

それが、キヤノン PowerShot V10プロジェクト。

https://curioschool.notion.site/PowerShot-V10-dd89ef49c2ff4934bda705140ca36043

これは、キヤノンの新製品カメラを使ったアウトプットを生徒たちが提案するものです。

5月27日(土)の午後、本校でキックオフイベントを行いました。

参加校・企業は以下の通り。学校は五十音順表記です。

– 逗子開成中学校・高等学校(1チーム)
– 田園調布学園中等部・高等部(5チーム)
– 千葉県立東葛飾高等学校(1チーム)
– 富士見中学校高等学校(4チーム)
– キヤノンマーケティングジャパン株式会社
– 株式会社ジェイアール東日本企画
– 株式会社CURIO SCHOOL

本校からは、中等部2年生から高等部1年生までの有志が約25名が参加します。

5つのグループに分かれ、カメラを使って自分たちの生活を豊かにするための体験やサービスをこれから考えてゆくのです。PowerShot V10は、スマホライクだけど本格的映像が撮影でき、高画質、高音質、広角、そして自立します。そのため三脚などの重い機材をもっていかなくてもvlogが自由に作成できます。

プロジェクトに参加する総勢70名がこの日、本校のプラザに集合しました。

はじめにキヤノンの方から、企業沿革、理念、動画市場に取り組む背景や目指す意味などの説明を受けました。

それによると、いま、動画市場はますます熱くなっていることがわかりました。全世界のクリエイターは2億人とも言われます。

「映像によるコミュニケーションツール」をめざして、この新商品が生まれたとのことです。

キヤノンの方からは 5 名のスタッフ、その他メディア取材もありました。

PowerShot V10のプロモーションビデオを見て機能の説明を聞いたあと、生徒たちはチームごとに1台ずつカメラを受領して(!)さっそく校内でカメラの使い勝手を試す時間もつくりました。

キヤノン側の説明にあった「これからは、価値を創造する力が必要とされる。これは苦しいときに問われる力でもある」という言葉に、真剣に耳を傾けていた生徒たち。

スティーブ・ジョブズ氏の connecting the dots という言葉も紹介されました。点と点がつながって、後で振り返ると結果として未来をつくることになる。点(出来事)と点(出来事)は、後で振り返ってみたときにだけ大きな成果となることがわかるのでしょう。今はすぐに分からなくても。

今回の経験も、重要な「点」になるようにぜひアクティブに取り組んでいきたい、と生徒たちの目は輝いていました。

本校では、これから一日校外学習(遠足)も控えています。

もしかすると高等部1年生のなかには、校外学習で赴く神田川くだり(日本橋川や神田川など、東京のまんなかを流れる河川をクルーズ船に乗船して見学)の際にも、この新型カメラを使って撮影するチームも出てきそうです。

ユーザーの立場から考えた「豊かな生活」とはどんなことかを考え、カタチにして提案します。

本校から参加するKさんは、「父がカメラ好きなんです。それで私もカメラが好きになってこのプロジェクトに参加しました。あれこれ触って実際に使ってみるのが楽しみです。」と語っていました。

カメラの特性を生かした新たな体験をどう提案していけるか、生徒も教員も楽しみにしています。

6月に中間発表があり、7月22日(土)には最終プレゼンテーションがキヤノン本社で行われる予定です。

こちらからも見られます。https://news.mynavi.jp/article/20230530-2691563/

(担当 二井)