中３カナダホームステイ【８日目】
- 英語を活かすプログラム
- 国際交流・海外研修
多民族国家であるため、街を歩いていると、たくさんの言語が耳に入ってくるカナダでのホームステイが８日目を迎えました。今日の天気は雲が多く、太陽が出ていないため少し肌寒く感じます。昨日までの３連休をホストファミリーと過ごした生徒たちの中には、今日の天気のように曇りがちな表情を浮かべる生徒もいるのではないかと少しだけ心配していましたが、それは杞憂に終わりました。ホストファミリーの車から降りてくる生徒たちの表情は明るく、その表情を見るだけでも、３連休がいかに充実していたかが伝わってきます。
初めてカナダの地に降り立ったときには、まるでお客様のように振る舞っていた生徒たちが、この３連休を終えて、現地人と同じように振る舞うことができるようになっていました。その様子を見て、生徒たちの順応性の高さに感心するとともに、たくましく感じました。
さて、本日は校外学習で、朝からスクールバスで出かけました。午前中は、バンクーバーにあるカナダ屈指の名門大学である “ The University of British Columbia ” の見学です。敷地面積は東京ドーム86個分という広さで、その雄大な景色に驚きながら、まずは教室へ移動し、本日案内をしてくれる大学生たちと交流しました。大学生の中には日本人留学生もおり、どのように英語を勉強したら良いかなど、各々が自分に足りないところを補うためにするべきことへのアドバイスを求めていました。
その後は班に分かれてキャンパスツアーを行いました。高校卒業後の進路として海外の大学も選択肢に入れることができますが、そういった自己のキャリア形成に向けた一つの要素として、今回のキャンパスツアーはたいへん有意義な時間でした。多少の違いはありますが、学生がそれぞれの動きをするという点では日本の大学とも共通した要素があったように思います。
大学で昼食を終え、休憩時間を満喫したあとは、バンクーバー市内にあるガスタウンの見学やお土産の購入をしました。途中、韓国アイドルのミュージックビデオの撮影場所となった路地を訪れると、興奮した様子でカメラを取り出し、写真撮影をしていました。ガスタウンでは、メープルシロップやクッキーなど、カナダならではの土産物を手に取る生徒が多くいました。買い物や店員とのやりとりなど、何の助けもいらないほど、生徒たちは慣れている様子に頼もしさすら感じました。
そして、２時間ほどかけてスタディセンターに帰ったあとは、このグループで２人目となる、ホームステイ期間中に誕生日を迎えた生徒のお祝いをバディ含め全員で行いました。ケーキやメッセージカードが手渡され、少し恥じらいながらも喜びの表情を見せていました。素敵な１年になると良いですね。
雲の多い天候とは裏腹に、晴れやかにスタートした最後の１週間。ホストファミリーと帰る皆の表情は、自信に満ちあふれていました。
それでは最後に、生徒たちが昨日書いた日誌の一部をご紹介します。
“ Today I went to my host mother ‘s hometown and there are many animals. They have chicken farm. There are 300,000 chicken. I could learn about how eggs come. There is a horse called “Oreo” , and its skin really looks like “Oreo” !! Also there are two dogs, a cat, and four baby cats. They were very cute. I ate “ Poutine” which my buddy recommended. It was really good. The thing which likes a “kebab” was also delicious.”（I. C）
“ I went to my hostfamily ‘s church. It was interesting to go there, because it ‘s different what I imagined. Everyone sang. They looked fun and laughed. In this afternoon, I went to African barbecue and I ate African foods. They’re so delicious. Especially I like Kusukusu like Japanese food, pasta and banana cake. Today I can learn many different things. It was so fun ! ”（T. H）
（引率教諭 郡・伊藤亮）