学園ブログ

第7回全国高校教育模擬国連大会に参加しました

8月6・7日の2日間にわたって、第7回全国高校教育模擬国連大会(AJEMUN)が開かれました。「教育の再考と新たな対応 Reimagine and recommit to education」の議題の下、途上国における低い初等教育出席率、並びに前期中等教育出席率の低さへの解決・世界全般の学校教育の質の向上について、全国から集まった高校生が熱い議論を交わしました。本校からは大使として高等部生が3ペア、実行委員として高等部2年の3人が参加しました。以下に生徒たちの感想を載せます。

今回が初めての参加だったため、会議がどのように進んでいくのかも見通せず、始めはリーダーシップのある周りの大使について行くような形となってしまったため、積極的になれず悔しく感じました。私たちはあるグループのWP(作業文書)のスポンサーとなっていましたが、他のグループとコンバイン(結合)することになりました。コンバインすると、教師を労働力として派遣しなければならないのですが、アフガニスタンは教師不足であるため労働力として彼らを海外へ派遣することはできないので、国益を守るためにそのグループから離れ、別のグループに移動し再びスポンサーになりました。そこでは私たちがNP(自国の政策案)でも強調していた「女性教員の育成」に力を入れていたため、国益を守ることができたと思います。2日目ではさらなる国益のために私たちから意見を述べられるようになり、少しは成長できたと感じました。この模擬国連大会で、全国の様々な力のある高校生と知り合うことができ、圧倒されたと同時にとても刺激になりました。今回の悔しさを次の模擬国連で晴らせるようにしたいです。(高2 アフガニスタン大使)

 

今回実行委員として活動したことで、大使として模擬国連に出場するのとはまた少し違った視点で模擬国連を見ることができました。広報セクションの実行委員として大使の様子を撮影したことで、会議の様子を客観的に見ることができ、とても勉強になりました。また、AJEMUNのスタッフとして来場者の方々と接したことで、運営する立場を理解する良い経験になりました。そして、全国から来た実行委員の高校生と協力して活動を行うことができ、たくさんの素晴らしい出会いを経験することができました。今回学んだ多くのことを、将来や今後出場する模擬国連に活かしていきたいです。(高2 実行委員:広報担当)

 

当日2日間は初めてフロント(議長団)を務めました。 会議を進める上で表に見えている運営以外にもたくさんの人と連携していたため、大使として参加する時とは違った緊張感がありました。 初心者議場で9割の大使にとって初めての模擬国連だったこともあり、全体を見て柔軟に動くことが重要でした。最終的にはやり遂げることが出来ましたが、自分だけでは気づけずに反省する点も多かったです。 フロントからの視点、大勢の人が関わるイベントの運営側としての活動、一緒に活動した実行委員から多くのこと学び、とても良い経験になりました。これから大使として参加する際はもちろん、他の活動にも活かしていきたいです。(高2 実行委員:BG(議題解説書)作成、秘書官・会議監督担当)

            

(模擬国連同好会 平福)