学園ブログ

図書館報「読書の栞」&館内の展示

図書委員生徒が毎年作成している、図書館報「読書の栞」(154号)の最新号が完成しました。

読書や本をめぐる人々をとりあげて中等部1年~高等部2年の生徒が原稿を書きました。校正では高等部3年生も積極的にかかわってくれました。今回は、全体を通すテーマを「○○×本」にしたところ多彩な内容に仕上がりました。読書の栞154(一部)

たとえば、音楽と本(YOASOBIなど多数紹介)、聖地巡礼と本、人と本=書評(中島敦の『文字禍』について高等部2年生2人が熱く語りました)、アニメと本(文豪ストレイドッグス)、写真部とのコラボ、エッセイ、ある卒業生のこと、渋谷にあるブックカフェなどなど取り上げたらきりのない、生徒の好奇心の集大成です。

表紙も70年ぶりにリニューアル。高等部1年生がデザインしました。

書きたいこと、伝えたいことが多くなって、なんと24ページという過去最大のページ数となりました。読みごたえはたっぷりです。

 

いま、館内では、生徒の作品も展示中。高等部1年生の芸術選択から書道の作品をみることができます。

春休みに入った学校では、思い思いに勉強したり、部活をしたり、読書したり、と心地よい時間が流れています。今日も図書館には貸出や延長に来る生徒がいました。補習の合間にぶらりと来る姿も。

本校の図書館は廊下の一部も兼ねています。

通り過ぎるだけでなにかしら目にとまる仕組みにしています。「なにこれ?」「あ、ニュースでやってたあれだ」と思ったらすぐに手に取って見てください。アカデミー賞や3.11、ウクライナなど、今を知るあれこれがきっと気になるはずです。社会や世界への扉は意外とすぐ近くにあるものです。興味を持って1行でも1頁でも読んでみることがスタート。

この「読書の栞」、本校にいらした際には、紙に印刷した本物の冊子をお渡しできます。ぜひ冊子を手にして、色や重みも感じながら実物でお楽しみください。(今回は、フィルムで撮影した写真部の特設ページもあります。写真好きな方は必見でしょう。)

(図書館 二井)