学園ブログ

なでりんRoomがスタートしました!

今年度から導入した放課後質問対応付自習室「なでりんRoom」が先週からスタートしました!

メンターさんが常駐して質問に対応してくれる自習室で、中等部1・2年生は全員、中等部3年生は希望者の参加です。生徒たちから名前を募集して投票し、「なでりんRoom」と決まりました。まずは、「なでりんRoom」とメンターさんについて知ってもらうために、始業式と健康診断の日にオリエンテーションを行いました。メンターさんが大学での学びの話をしたり、生徒たちはそれぞれの目標を書いたり、ビンゴゲームで興味関心をお互い確認したりと盛りだくさんでした。特に大学での学びの話をしている時は、学部の名前だけからはわからない学問の内容を興味深そうに聞いていました。下の写真は、オリエンテーションの様子です。

4月15日からスタ―トし、多い時は100名以上来ています。途中で来る生徒や途中で帰る生徒もいて、3教室は丁度良い状態でした。最初は、サイレントルーム(私語をしないで勉強をする部屋)が満席でしたが、週の後半には、友達同士で相談したり、メンターさんに質問できるメンタールームに多く生徒が集まりました。

入退室は保護者の方にメールで連絡が届きます。毎日来る生徒もいますが、クラブのない日や宿題の多い日など選んで参加する生徒が多いようです。わからないところは、大学生や大学院生のメンターさんに質問しています。当初、質問が多いと質問シートで対応をすることにしていましたが、質問で待つことなく、どちらかというと各自で自習をしている生徒が多い様子です。

下の写真は、サイレントルームの様子。皆、真剣に自習をしています。

メンターさんの紹介(大学名、指導可能科目、私の中高生時代、趣味、好きなこと、私の大学生活、皆さんへのメッセージ)も廊下に掲示しているのでメンターさんの素顔がわかり、親しみが持てるようです。英語の前置詞の質問が多い時は、メンターさんが、「at」「on」「to」などの違いを図示した掲示物を作り、ほかの生徒もそれを見てなるほど、とうなづいていました。

下の写真は、メンタールームの様子です。机をくっつけて一緒に勉強をしている様子もちらほら見られました。

5月の定期考査に向けて、さらに活用度が増しそうです。(教頭 兼子)