学園ブログ

中等部1年体験学習第2日目

今日は中等部1年体験学習の2日目です。朝6時半の朝礼では、学年主任から体験学習の目標である「集団生活を通して、自分のことやクラスメイトのことを知ろう」ということを心に留め、まだ話したことがない人とコミュニケーションをとることと、学年目標の中の思いやりを行動で示すということ忘れずに1日を楽しみましょうという話がありました。

その後、テンポの良いリズムダンスを全力で踊り、元気に一日をスタートしました。今日の諸注意についも聞き漏らさないように真剣に耳を傾けていました。今日は「いろは」組は午前クラフト体験、午後PAプログラム、「にほ組」は午前PAプログラム、午後クラフト体験と別々の流れで動きました。

PAプログラムでは、山梨県にある「PAJ日野春ホームコース」に移動して様々な遊具を使いながら、より本格的なアクティビティにチャレンジしました。「丸太にチーム全員が乗った後、誕生日が早い順に並び替わる」「幅広のシーソーの上にチームで乗った後、バランスを保ちながら輪を作って左右のメンバー全員が入れ替わる」「ロープを使って全員が木の台の上に移動する」「丸太の杭の間に貼ったワイヤーの上を助け合いながら移動する」などお互いが協力しなければ達成出来ない課題に取り組みました。チームで協力し励まし合うことで、今までチャレンジしたことのなかったことを、どれだけできたかを確認しました。以下は生徒のコメントです。

「PAプログラムで協力してミッションをクリアすることで団結力が強まり、今まで話したことのない人とも下の名前で呼び合うほど仲良くなれました。」(ほ組生徒)

「今日は助け合いを学んだ。ワイヤーを使ったプログラムでは、1人が失敗するとミッションが終わってしまうので支え合いが大切だと感じた。ターザンのところでは、『もう1回!』と声かけをするのが良いと思った。予想以上に盛り上がった。これからの学校生活でも、困っている人がいたら『失敗しても大丈夫』と言いたい。また、自分が困った時にも遠慮せずに助けを借りたい。」(い組生徒)

クラフト体験では、宿舎の周りにも多く生育しているカラマツを使ったキーホルダー作りに取り組みました。まず二人一組のペアを作り、協力してカラフルなデザインの紐を編んで作ります。カラマツ材の木片に錐で穴を開けて金具を取りつけ、ヤスリでこすって形を整え、編んだ紐を結びつけてできあがりです。自分の気に入った色で編んだ紐のついたキーホルダーには様々な個性がありました。気に入って早速つけている生徒もいました。

明日は体験学習最終日、PAプログラムの総仕上げでBeingを作成します。(引率教員:富田・黒井・郡)