学園ブログ

高等部3年芸術鑑賞教室

6月20日(木)、高等部3年生は日比谷の東京宝塚劇場で月組公演『Eternal Voice 消え残る想い』『Grande TAKARAZUKA110!』を鑑賞しました。本校出身の月城かなとさんのサヨナラ公演でもあり、生徒たちもじっくりと集中して鑑賞しました。以下は生徒の感想です。

 

『Eternal Voice 消え残る想い』では、ヴィクトリア女王の統治下のイギリスを舞台に、ロマンスや笑いも交えつつ、謎を解き明かしていく主人公たちの姿が迫力たっぷりに描かれていました。主人公は月城かなとさん。歌やダンス、演技のハイレベルさは勿論のこと、劇にぐっと引き込む魅力も持たれていると感じました。個人的には、悪役のエゼキエルの演技にもすっかり魅了されてしまいました。どんどん変わる舞台の大道具や、役者さんたちが身に着けているドレスや小道具、舞台前にあるオーケストラボックスで演奏される生演奏の素晴らしさなど、舞台全体の細部に至るまで興味深く、とても面白かったです。

『Grande TAKARAZUKA 110!』は、宝塚歌劇の110周年を記念したレビュー作品でした。大道具も衣装もド派手な演目から、和をテーマにした演目、静かで美しい演目など、様々な歌とダンスを楽しむことができました。月組なので、全体を通して『月』や『愛』がイメージされていました。その『月』を意識してなのか、『Moon river』という歌を演目の一つに使っていて、元々好きな歌だったので個人的に嬉しかったです。勿論美しく歌い上げられていて、感動しました!途中、月城かなとさんが私たちに向けて、一般のお客さんもいるなかで挨拶をしてくださるサプライズも!驚きと嬉しさで胸がいっぱいになりました。

高3一同、とても幸せなひと時を過ごすことができました。

 

(高等部3年学年付 坂本)