「ナガサキの郵便配達」朗読をしました
- 図書館教育
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7/27(土)に、御茶ノ水にあるブックカフェエスパス・ビブリオで、本校の図書委員の生徒5人が朗読をしました.
私たちが参加するのは今年で3回目でした.
これは「ナガサキの郵便配達」というノンフィクション作品をもとにした朗読です.
ナガサキで被爆した谷口スミテルさん.その一生を描いたドキュメンタリーで映画にもなっています.
佐藤洋平さん作曲の「ナガサキ組曲」は、クラシックギターで主に奏でられます.
春日摩子さんによるピアノ演奏と相まって,幻想的な雰囲気のブックカフェの中で朗読はおこなわれました.
会場には30人以上の方が見に来て下さいました.ちょっと緊張ぎみの生徒たちも,本番に強いようで堂々と語っていてホッとしました.
実は今回参加した高等部2年生たちは,6月に学習体験旅行で長崎を訪れたばかりでした.
被爆者のかたからも実際にお話を聞いたばかりとあって自分たちが感じたナガサキへの想いを声にのせられたようです.
参加した生徒は,
「1945年の8月9日にナガサキで起こったことを知ることができ,改めて原爆の存在を考えさせられました.次回も参加したいと思います」
と語っていました.
色々な方が関わりながらこの活動を継続していくことに意味があると感じました.今月は長崎でもこういった朗読会を行うそうです.
いよいよ8月に入りました.
身近なところで,それぞれが,平和を考えるひとときをもつことができるように祈っています.
(図書館 二井)