学園ブログ

中3 オーストラリア・ホームステイ(8日目)

今日は、遠足の日です。

生徒たちは、制服ではなく私服で、学校の入り口付近までホスト・ファミリーの車で送られて集合です。

本日のために、現地校の生徒たちも駆けつけてくれました。

今日の目的地は、‘キュランダ’です。
ここは、ケアンズの中心から北西へ約25km、世界遺産に登録されている熱帯雨林に囲まれた小さな村。

‘キュランダ’とは、アボリジニの言葉で、「熱帯雨林の村」を意味し、かつて、彼らが、自然と共存しながら暮らしていました。

イギリス入植後の19世紀には、鉱山の町として栄え、1960年代に、ヒッピーやアーティストが好んで住んでいたというだけあって、今も、街の至る所に、アーティスティックな雰囲気が漂っているところです。

最初に、その中にある「レインフォレステーション・ネイチャー・パーク」を、私たちは訪れました。

これまで数多くの観光賞を受賞した熱帯雨林のテーマ・パークです。

アボリジニの文化を体験したり熱帯雨林やオーストラリアに住む動物たちと触れ合える施設です。

最初に、生徒たちは「アーミー・ダック熱帯雨林ツアー」に参加しました。

アトラクションの入口に到着すると、目の前には熱帯雨林が広がっていました。

普段、なかなか乗る機会の無い第二次世界大戦時の水陸両用車で、熱帯雨林の中の珍しい動植物を見学しながら進みます。

風が背の高い木々にあたる音とタイヤが落ちている枝を折る音、アフター・ファイアーの破裂音、鳥の囀りはまさに映画の様です。アトラクションのように大きく揺れるアーミー・ダックに乗りながら、ケアンズの街とは違った湿気のある風にあたり土や植物、燃料の臭いを感じることで映画でもアトラクションでもない、リアルなジャングル・ツアーを体験できました。

川に入る瞬間、バスがボートに変身!

急な坂道から勢いをつけて川に入っていく際には皆、緊張の面持ちで、無事に着水した際には歓声が上がりました。

川の腹部で空を見上げると、林の中とは打って変わって青空が見られます。土が混じって底が見えない川はクロコダイルの大きな口と鋭い目が今にも水を割って出てきそうで、いないとわかっていても、生徒たちはハラハラしている様子でした。

この後まだまだ楽しい体験が続くのですが、今日はここまで。

次回のブログでご紹介させていただきます。

明日は、待ちに待った日曜日です。

それぞれのホスト・ファミリーと、たくさんの思い出を作ってくれることでしょう。

以下、金曜日の生徒の生活記録をご紹介します。

Today I took a JSS class for the first time.  I did not know anyone or understand.  So I was nervous.  But I was able to talk with some new friends.  I talked about Japan, my host family, and school!  It was a lot of fun!  Also, I had an English dream.  It was a very good thing.  I will do my best tomorrow.  

( Y. N. )
I had a cooking class today.  We cooked caramel and chocolate cookies and we ate them.  The recipe was written on the whiteboard in English.  It was difficult for me to understand what it said.  But I was able to cook them well with my buddy.  Because I cooked hard, they were very delicious!
( Y. I. )
(引率 櫻井 加藤みなみ)