学園ブログ

管弦楽部合宿 3日目

管弦楽部の合宿も3日目となり、後半に入りました。

今日は朝から霧のような雨が降ったり止んだりしており、富士山も雲で見え隠れする、あいにくの天気です。そんな中、生徒たちは6時頃から準備を始め、朝の練習に励みます。

  

朝食の後は、いよいよ指揮者の先生を交えての合奏です。放課後のクラブ活動の合奏とは異なり、今日は午前中に約3時間、午後に約4時間半という長時間の合奏練習を行うことができます。そのため、音の強弱や大きさなどの技術的な面から、曲の時代背景やその曲が描く情景のような表現の部分に至るまで、より一層丁寧に確認することができました。

 

10時頃には天気も回復し、雲の合間に富士山の頂上が垣間見えるようになりました。

合奏の曲の担当に入っていない生徒(降り番)は、空いている部屋で個人練習に励みます。

  

午前中いっぱい合奏や個人練習に没頭した後は、昼食休憩です。今日の昼食はうどんでした。午後の練習に向けて英気を養おうと、おかわりの列ができていました。

  

午後もみっちり練習です。夕方にはコーチの先生方ともお別れですが、ギリギリまで合奏に付き添ってアドバイスをいただいたり、パート練習をご指導いただいたりすることができました。

 

合宿最後の夕食の後は、「曲目紹介コンテスト」と「管弦クイズ」の結果発表です。

「曲目紹介コンテスト」とは、今年度のなでしこ祭や定期演奏会で演奏する曲の背景や、作曲者の情報、パートごとの聴きどころなどについてスライドにまとめて、良いと思った作品に投票するコンテストです。自分が調査した曲はもちろん、他の部員が作成したスライドも見ることができるので、いま練習している曲を多面的に知ることができます。今年も本当に力作ぞろいでした。

「管弦クイズ」は合宿1日目の昼食後に行ったクイズで、個人成績と、メンバーの平均点が高かったパートが表彰されました。1位の生徒の得点が発表されたときにはどよめきが起こり、音楽の基礎知識を身につける姿勢に関して互いを刺激し合うことができました。

  

  

 

夜の練習の後、本日はパートごとのミーティングです。この合宿を通して見えてきた課題と、それを克服するための練習計画について話し合うことができました。

明日はいよいよ合宿最終日。最後まで時間を余すところなく活用して、有意義な合宿にしたいと思います。

(管弦楽部顧問 中島)