学園ブログ

なでしこ祭 フードロス商品の販売

 

今年度のなでしこ祭パン販売部門では、生徒の特別企画として、フードロスの材料を使ったパン・クッキーの販売を行いました。「フードロス」とは、問題なく食べられる食材がキズや見た目の悪さなどによって廃棄されてしまうことです。過去土曜プログラムの一環として行われたバナナのフードロス再利用活動を参考に、今回は「あんこ」「おから」を使用した商品を企画・販売しました。
高等部二年生の大川さん・千尋さんを中心に、夏休み前から活動を開始しましたが、当初は思うように事が進まず苦戦。協力していただける業者さんを当たっていく中、「あらいや豆腐店」さんからおからを、「望月製餡所」さんから各種あんこを、それぞれ提供していただくことになり、学校の昼食パンを担当してくださっている「フォンデュベーカリー」さんの協力で、商品化が実現しました。(写真はおからクッキー・渦巻きあんこ。その他かぼちゃ餡を使用したものや、おからドーナツも販売。)
商品は大盛況のうちに完売。おいしく再利用された食材をお客さんに楽しんでもらうとともに、たくさんの方々にフードロスの問題について理解を深めていただくことができました。また今回の企画では、売り上げのうち、商品一つにつき10円を募金に充てています。合計4600円が集まり、全額をユニセフに送ることが決定しました。環境問題についての取り組みを知ってもらうだけでなく、形として社会に貢献できるこの活動を、今後とも継続的に続けていきたいと考えております。(なでしこ祭パン販売顧問 岸・浅井)