学園ブログ

初めてのポスターセッション 中等部2年生 

2月17日(土)、中等部2年生は今年度最後の土曜プログラムコアプログラムにおいて、ポスターセッションを行いました。中等部2年生は、食をテーマに1年かけて勉強していきます。屋上庭園の稲作、酒田ファームステイでの農業体験や酒田の食文化体験、世界の食糧事情についてのワークショップ、米の流通についての講演会など・・・。様々な経験を経て、生徒は自分が調べてみたいと思うテーマを一人ひとつ決め、全員が発表に向けて研究・調査を進めてまいりました。

「フェアトレード」「食物アレルギー」「テーブルマナー」「食品添加物」「おいしさとうま味の違い」「スパイス」「冷凍食品」「エナジードリンクの危険性」「ガムを噛むと集中力はあがるのか?」「今と昔の食事」・・・生徒のテーマを見ると、食がいかに深く、広く私たちの生活に関わっているか、改めて気づかされます。

さて、本番の生徒たちはどうだったでしょうか。ポスターセッションでは、ポスターに発表の要点を視覚的にわかりやすくまとめて示します。発表の内容が深く、オリジナルなものとなるよう、最初の疑問→答え→根拠→最初の疑問から生まれた新しい疑問→その答え→・・・と6、7個の疑問をつないで構成しています。発表の最後には、「フェアトレードの製品を買ってみよう」「(効果が高まる)夜に納豆1パックを食べよう」など、聞き手が簡単に実行できるような提案を行いました。

中2の生徒は、ゲストとして聞きに来てくれた中1にやや緊張しながらも、見学者の目を見て、指示棒でポスターを指しながら、質疑応答までしっかりとやり遂げることができました。初めてのポスターセッションだったため、緊張して早口になってしまったり、準備不足で全ての質問に答えることができなかった生徒もいたようです。反省点を来年度のポスターセッションにまた生かしてほしいと思います。(中等部2年生担任 西尾)