学園ブログ

土曜プログラム中3 ソニー・インタラクティブエンタテインメント

中等部三年生の土曜プログラムでは、引き続き職業に関するプログラムを行っています。

今日は、5社の社員の皆様をお招きして、出張授業を行っていただきました。

ソニー・インタラクティブエンタテイメントの方にいらしていただいたプログラムでは、ゲームのプログラミングについて勉強しました。ゲームがどんなプログラミングがされているのかを見てゆく中で、「コンピューター言語」というものが存在し、人間が全て設定して世界観を作っていることなどを学びました。数学で勉強する関数でキャラクターや物の場所の配置、物理で勉強する摩擦や重力などを計算して物の移動が設定されていることを知ることができました。

今日は実際に、企業の方にご用意いただいたプログラムとプリントで、数学の関数の問題を解きました。
プログラムの教材は、式を入れるとキャラクターが動く仕組みになっています。
関数の表の上にバナナと岩があり、実際に存在するゲームのキャラクターのサルがバナナを多くとるにいはどんな関数の式の線で移動すると良いか。岩が置いてあるところは通れません。生徒たちはゲーム感覚でわいわいと問題を解いていました。
答え合わせは、プログラムをプロジェクターで映し、実際にサルが動くアニメーションを見ます。

次は物理の重力や摩擦の問題です。

こちらはゴルフのゲームがモチーフになっており、氷の上でゴルフをするとどのくらいボールが伸びるか。クラブの重さが2倍ならどうか、など・・・。こちらも、生徒たちは相談し合いながら楽しそうに問題を解きました。
これも答え合わせにはゲームのキャラクターが実際にゴルフクラブを振って教えてくれます。

今日の内容は、数学や物理などの勉強を楽しくでき、また実際に学校で学ぶどんな知識が将来の職業に役立っているかを体感することができました。

最後に、企業の方から、苦手な科目などももちろんあるが、いまは様々なことに目を向けて勉強や遊びをして視野を広げることが一番だと教えてくださいました。また、色々なことに興味があり、自分の強みを生かしていきいきと仕事をするひとが重宝されるとお話し頂きました。生徒たちにとって、今の学校の勉強や生活を将来に繋げて考えることのできる素晴らしい機会となりました。
(美術 長峰)