図書館オリエンテーション
- 中等部1年生の様子
- 図書館教育

中等部1年生に向けて、図書館オリエンテーションが始まりました。
図書館の使い方の説明はもちろん、蔵書検索を各々のタブレットでおこなってみたり、図書館ツアーをしたりしました。
普段、生徒たちは自分の興味ある棚だけに直行しがちですが、図書館ツアーで分類を説明しながら棚をめぐり歩くと、「あっ私の好きな本ここにある」「あとで、この本かりたいな」など思いがけない本との出会いがあるようです。
授業の最後には自由読書を設けました。おまけのクイズに挑戦する生徒もいました。
このクイズは図書館に通じる階段の踊り場にある卒業生が描いた絵を元にしています。
この卒業生は児童文学作家であり、著作が本校の蔵書にもたくさんあります。岡野薫子(おかのかおるこ)さんです。
1年生たちは飾られている絵画から作者を調べ、その名前を蔵書検索し、実際に本棚に行って問題を解きました。
そのほかにも礼法では新聞に触れ、紙面の見方や記事のデータ検索を行いました。
そして理科の授業では「植物調べ」の単元で図鑑の調べ方や参考文献の書き方などを学びました。
←中1年間読書【スタートライン】もいよいよ始動します。
中高一貫校ならではのラインナップで、少し難しい本もあるけれど、それもまた、チャレンジのひとつ。
楽しみながら本を手に取ってほしいものです。
生徒には、毎日登校する学校にもうひとつ自分の本棚があると思って、授業やいろいろな場面で図書館を活用してほしいと願います。
(司書 松井)