学園ブログ

高等部講堂朝礼

テストの前になるとスキマ時間を有効に使おうとするあまり、歩きスマホならぬ、「歩きノート」をしている生徒を見受けます。多くの人がエレベーターの扉が自動に閉まるまでの時間が待てずに、「閉」ボタンを押してしまいがちです。素早く「閉」ボタンを押すことが、周りへの配慮であるような風潮もあります。エレベーターが閉まるまでは、ほんの数秒のこと。深呼吸をするのにかかる時間よりも短い時間です。そんな時こそ、ゆったりとしたリズムを意識してみましょう。

時間は人の心理を左右するものです。自分で考え、感じたりするリズムを自分で作る。自分で自分を追い立てるようなことしないことが大切なのではないでしょうか。忙しいからこそ自分らしい、考えるリズムを意識してみませんか。ゆったりとした気持ちで、仲間と関わりあっていくことをお勧めします。

校長先生の話を受けて、私自身、待ち時間や短縮可能な時間を無くしたいという気持ちを持っていましたが、そこから、「自分だけのリズムを持つ」という新たな視点を導きだせることに気づくことができました。自分のリズムを大切にして、余裕を持って生活をしていきたいです。

(高等部週番)