学園ブログ

台湾宜蘭県立復興中学から１３名が来校し、本校の中等部２年生・高等部１年生と交流をしました。この１３名が所属する舞踊隊は、台湾全国中学生創作芸術コンクールで優勝し、中学校の部活でありながらも、プロの踊り子を目指す人もいるようなチームです。

美術の時間は、ステンドグラスを作りました。本校の中等部２年の生徒は、学校の様々な場所をモチーフにした作品を作成し、台湾の中学生は、鳥が描かれたステンドグラスを作成しました。本校の生徒はchromebookを使って台湾語を調べたり、英語を使ったり、身振り手振りで作成方法を伝えようと努力していました。

音楽の時間は全員で「翼をください」を合唱しました。台湾の中学生も、メロディは一度聞けば頭に入るようで、最後は大いに盛り上がりました。音楽には言葉の壁はないのだと実感しました。

最後はダンスです。本校の高等部１年の生徒が体育祭で踊るダンスを披露し、その後、台湾の中学生に踊りを披露してもらいました。さすがは台湾の全国優勝チーム。華麗さの中にも動きに芯があり、講堂にいた大人も含めて見とれてしまいました。

どの時間もお互いに何かを「伝えよう」とする姿がありました。言葉だけでなく、芸術、音楽、ダンスを通して伝えられることもあるのだと実感しました。今回のような経験を積むことで、どんな場面でも自分を表現できる人になってもらいたいと思います。

（国際交流委員会　入）