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  • 2019.08.09

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    安全な移住を促進するために ~第3回全国高校教育模擬国連大会を終えて~

    8月7,8日の2日間に渡って、第3回全国高校教育模擬国連大会が行われ、本校からは高等部1年生の2ペア4名が参加しました。年を追うごとに規模が大きくなり、今年度は全国から100校650名の高校生が国立オリンピック記念青少年総合センターに集い、「国際移住と開発(International Migration and Development)」のテーマの下、熱い議論を交わしました。

    1つのペアはアメリカ合衆国大使として国際的な移住について議論しました。トランプ大統領の国境の壁建設発言もあり、世界的に力を持つ受け入れ国の一つとして非常に難しい立場を強いられました。決議案ではオーストラリアやイギリスのスポンサー国として、移民送出国内での起業援助の奨励や、議案加盟国内での正規滞在者へのID発行、さらには移民が一定量の税金を払うことを奨励することを条項としてまとめ、議案を提出しました。

    2つ目のペアはシンガポール大使を任されました。オーストリア、ナイジェリア、イギリスをはじめ、50カ国中32カ国がスポンサー国となった大きなグループによる決議案の作成に加わりました。こちらの条項の中では、医療、教育、インフラ整備等の分野に従事している高技能移民の帰還を促す工夫が随所に見られ、頭脳循環を促進するためにIOM(国際移住機関)と常に連携し、移民が帰還しやすい環境作りをしていこうという姿勢がうかがえ、最終的な投票では、反対国ゼロで可決されました。

    どちらのペアにも中等部の時に別の模擬国連に参加していた生徒がいて、自国の政策や現状はかなり調べ上げてきていましたが、他国の情勢まで十分リサーチをすることができず、さまざまな国と交渉を重ねる度に難しさを感じたようです。酷暑の中、一生懸命頭を使ってさぞかし疲れたであろう・・・と思いきや、今後の活動にさらに意欲を燃やす生徒を見て頼もしく感じるのと同時に、世界の問題を論じるのに、準備万端はありえないことを改めて認識した2日間でした。(模擬国連同好会顧問 平福)

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