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  • 2019.08.22

    英語を活かす
    プログラム
    2019 夏エンパワメントプログラムを終えて

     

    8月19日から22日の4日間、高等部1年生17名、高等部2年生13名の合計30名が参加して、Empowerment Programを実施しました。このプログラムは、中等部3年生でのホームステイプログラムや、イングリッシュキャンプの発展編として、すでに実施しているニュージーランドターム留学やスミスカレッジでの研修に加えて、今年の夏から高等部1年・2年生を対象にして正式に実施を始めたものです。

     

    午前9:30から午後3:30まで、すべて英語で行われる1コマ50分の授業を1日6コマ受けるという、生徒にとっては挑戦しがいのあるスケジュールです。単なる英会話プログラムではなく、英語を使って “Positive Thinking”、”My Identity”, “Leadership”など個人に関することや「水資源の問題」、「AIとの協働」などの現代の社会問題について学び、自分の考えをまとめていきます。全体をまとめるFacilitatorと、6人一組のグループにはGroup Leaderがつきますが、彼らはアメリカ、カナダ、インド、ナイジェリアと出身国が多様で、文化を学ぶことも出来ました。

     

    授業では、つねに答えのない問いに対して「あなたはどう思うの?」と問いかけられます。最初は、自分の考えを皆の前で述べることを躊躇していた生徒達ですが、Group Leaderに励まされ、助けられながら、徐々に自ら発言をする生徒が増えてきました。これから社会に出ていく彼女たちに必要なことは、「他人とは違っても自分の意見を言う」、「答えのない問いに対して考え続ける」ことだと思いますが、この4日間を通して少しは、この重要性を感じてくれたことと思います。

     

    このプログラムのもう一つの特徴は、単に自分の考え発表するだけではなく、常にグループの中で意見を共有し、議論をしながらグループとしての意見をまとめていくことです。リーダーシップについて考えたときには、それぞれの意見をもとに、各グループでリーダに必要な資質についてまとめ、それをもとに理想のヒーローを作り、その物語も作りました。

     

    最終日の午後は、一人一人がプレゼンテーションを行いました。この4日間で学んだことを踏まえて、自分の将来の夢を語るという内容です。準備の時間はほとんどなかったにも関わらず、この4日間で学んだ「失敗を恐れない」、「ポジティブシンキング」で原稿を見ないで行い、内容も充実した立派なスピーチを行いました。

     

    プログラムを通して、少しずつ積極的になっていった生徒たちを頼もしく思うと同時に、彼女たちにとって英語は自分の考えを伝えるための道具であることに気づき、自分について見つめる貴重な機会になったことだと思います。

     

    以下は生徒のアンケートより抜粋です。

     

    すべてが刺激的でした。面白くて、楽しくて、また参加したいです。ポジティブになれて、皆が私を受け入れてくれて、英語も上達して、本当に価値ある時間でした。(高2)

     

    ポジティブシンキングの重要性を感じた。また留学生たち(Group Leaderのこと)はやりたいことを決めて、それに向かって行動をおこしていて、とても刺激を受けた。自分の意見をちゃんと主張することを大切にしようと思った。(高1)

     

    英語を話すことに対して抵抗がなくなりました。文法を深く考えながら話さなくても英語が伝わったので楽しかったです。いろいろな国からいらした先生方でしたが、皆英語を話していて、英語がどれだけ広く使われているのかを体感できました。(高2)

     

    プラス思考や諦めないことの大切さを実感しました。また世界中で起こっている様々な差別や教育についての問題も深く学べました。(高1)

     

    (英語科 清水)

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