学園ブログ

あの本が読みたい! ビブリオバトル

図書委員会では今年度はじめてのビブリオバトルを開催しました。

去年はほぼ毎回のようにしていたこの会。ですが、今年は委員会自体をすることもままならず、本日やっとできました。

発表者のひとりである高等部3年生は、自宅からの参加でしたのでズームでつなぎました。

音声がなかなか出ずやきもきしましたが、生徒・教職員のみなさんのおかげで成功しました。

今日は図書委員である高等部1年生の2人も発表者となり、合計3冊のジャンルの違った本を紹介し合いました。

どれも接戦でしたが、チャンプ本に輝いたのは『神のダイスを見上げて』(知念 実希人著、光文社)でした。

他に紹介されたのは、『罪の声』(塩田武士著、講談社)

『レ・ミゼラブル 上』(ヴィクトル・ユーゴー 著、偕成社)でした。

終わった後は早速これらの本が貸し出しされていきました。

(明日借りようと思っていた人,ごめんなさい。予約をして下さいね)

改めて生徒同士の紹介には力があることを知りました。

そして、ビブリオバトルの後は、生徒たちの落ち穂拾いならぬ落ち葉拾いでした。

というのも、先月の文化祭のために装飾した図書館のガラス一面にはりめぐらした「読書の木」の「刈り取り」をしたからです。大きな木をしつらえ、緑色の葉っぱ1枚1枚に生徒たちのお薦め本を記してガラス一面にはりました。本当に見事な大木でしたので訪れる人が見てよくほめてくださいました。読書の秋を彩った葉っぱでした。

12月の足音ももうすぐ聞こえてきます。早速「次のビブリオバトルはいつですか? 次は出たいです!」といううれしい声も。

またそれぞれの本をすすめる時間を持ちたいものです。

今図書館には、高1世界史のT先生が授業で紹介された本のコーナーもあります。本を知って人を知る、人を知って本を知る展示とも言えます。ぜひ立ち寄って下さい。

(図書館 二井)