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中等部3年学習体験旅行 4日目

中等部3年学習体験旅行4日目は、班別自主研修です。公共交通機関を利用し、事前に決めた行程に則り、京都市内を散策しました。

お稲荷さんとも称される稲荷神社の総本山、『伏見稲荷大社』には多くの生徒が拝観に訪れていました。『千本鳥居』と呼ばれる、いくつも重なって並んだ朱色の鳥居をくぐった先にあるのは、『おもかる石』です。ここには2つの石があり、願い事を思いながら石を持ち上げたとき、石が自分が思ったよりも軽ければ、すぐに願いが叶い、重ければ願いが叶うまでに時間がかかるのでより一層努力せよ、という意味を持ちます。生徒たちもそれぞれの願いを思いながら、石を持ち上げていました。

京都で最も参拝客が多い寺院のひとつである『清水寺』にもたくさんの生徒が訪れていました。「清水の舞台から飛び降りる」で知られる清水本舞台からは、きれいな紅葉を見ることが出来ます。舞台から眺める、京都の風情ある町並みに生徒たちも感動していました。また、清水寺周辺で、お土産を購入している姿も見られました。

京都の寺社の多くは平安時代に立てらてたものですが、なかには、江戸時代の建造物もあります。なかでも、多くの生徒が訪れていたのが『二条城』です。この城は、1603年に徳川家康によって、京都御所の守護と将軍の宿泊所として築城されました。また、徳川慶喜が政権を朝廷に返上した、『大政奉還』が行われた場所でもあります。その様子が再現された部屋を見学することも出来ました。さらに、将軍の趣向が凝らされた、『二の丸庭園』を訪れました。生徒たちも実際にその中を歩き、きれいな風景に癒やされているようでした。

(引率教員 小松・久留宮)