学園ブログ

中等部3年生 English Camp

7月27日(火)~29日(木)に中等部3年生のEnglish Campが行われました。生徒は5~6人のグループに分かれ、各教室でネイティブの先生方の授業を受けました。

7月27日(火)
午前中は自己紹介やミニゲームを行いました。午後は事前に考えたスピーチの原稿をネイティブの先生方に添削していただき、スピーチ大会を行いました。大きな声で聴いている人を見て伝わるように話すのは緊張しますが、「voice」「eye contact」「gestures」この3つのポイントを意識して頑張っていました。最後に、「英語で謎解き脱出ゲーム」と題して、7人のネイティブの先生方と英語でコミュニケーションを取りながら暗号を聞き出し、プレゼントと交換できるチケットをもらうというアクテビティを行いました。最初は緊張している様子でしたが、徐々にネイティブの先生とも打ち解け、笑顔が見られました。

7月28日(水)
午前中は留学生との交流会に向けてSDGsについて各自調べ、自分の意見を英語でまとめました。「SDGsの正式名称は?」といった基本的なことから、SDGsと関わりの深い「fair trade」について学びました。難しいテーマに戸惑う生徒もいましたが、一生懸命に取り組んでいました。午後はいよいよ留学生との交流会です。留学生の出身はイタリア、ベトナム、マレーシア、ナイジェリア、カメルーンなど様々で、自己紹介や日本との文化の違いについても話していただきました。その後、SDGsの17の大きな目標の中から「zero hunger(飢餓をゼロに)」、「gender equality(ジェンダー平等の実現)」について、それぞれの国がどの程度達成できているのか意見交換を行いました。様々な国の人の意見を聞くことで、自分に無かった考えにも触れることができ、英語だけでなく私たちが生きていく未来についても目を向けることができました。

7月29日(木)
English Camp最終日の今日は3~6人のグループでSDGsについてプレゼンテーションを行いました。初日のスピーチ大会の反省を生かし、大きな声で相手の目を見ながら、時にはジェスチャーを使って、プレゼンテーションができていました。ネイティブの先生方や留学生との交流で聞いた他国の状況も紹介しながら発表しているグループもあり、3日間という短い期間でしたが大きく成長したように感じました。クロージングセレモニーでは、グループごとに修了証の授与、ベストスピーチ賞やベストイングリッシュアワードの表彰などが行われました。

昨年に引き続きコロナの影響で宿泊でのEnglish Campはできませんでしたが、参加した生徒は有意義な時間を過ごすことができました。自分の考えや気持ちを英語で表現することの難しさや、自分の英語が相手に伝わった時の喜びを存分に感じた3日間でした。ここでの経験を今後の英語学習に生かしてほしいと思います。(引率担当:山田)