学園ブログ

保護者会期間中の高大連携プログラム① 国際教養大学説明会・模擬授業

例年、11月上旬の保護者会にあわせて、進路指導部で高大連携プログラムを行っています。2021年度は、まず11月10日(水)午後に国際教養大学説明会を開催しました。

第1部の説明会では、まず今春に国際教養大学へ進学した2名の卒業生が、なぜ国際教養大学を志望したのか、大学での授業や生活、将来の見通しなどについてお話してくれました。自分の考えを明確に持つ、個性豊かな学生との楽しい大学生活について、笑顔でお話してくれました。

次に、国際教養大学キャリア開発センター長の三栗谷 俊明さんが、『「令和流大学の選び方」ー自分をレアカードにするための大学選択とキャリアー』というテーマで、講演してくださいました。大学選びにあたっては、この大学にしかできない体験とは何か、偏差値ではない自分にとっての価値を考えることが大切で、自分の得意なことを把握し、それを活かせる職業そして学部・学科を決めていくと良いとアドバイスしてくださいました。同大学入試室の阿部 孝史さんからは、国際教養大学の入試制度についてのお話もありました。参加した生徒たちは、国際教養大学の魅力だけでなく、どのように進路選択をしていけばよいか、考えを深めることができたようでした。

第2部では、グローバル・スタディズ領域の名取 洋司先生が、「持続可能な開発と世界規模環境問題」というテーマで模擬授業を行ってくださいました。通常はオールイングリッシュの授業ですが、今回は冒頭の自己紹介は英語で、後は日本語で授業を進めてくださいました。自然・環境と開発を対立するものとして捉えるのではなく、自然環境が許容できる範囲内で社会・経済活動を行っていくことが大切であることを、具体的な事例や統計資料に基づいて解説してくださいました。オンラインではありましたが、参加生徒の意見を聞きながら授業を進めてくださいました。終了後、「オールイングリッシュの授業を体験してみたかった」という声もあがりましたが、日本語であったことでよく理解できたという意見も出ました。

(進路指導部 村越)