学園ブログ

探究×二子玉川ライズ

今週の火曜日、中等部2年・3年生を対象に、探究授業内で始まる新たなプロジェクトのオリエンテーションが行われました。9月からは、複合商業施設として有名な二子玉川ライズ・ショッピングセンターでの、平日の来場者数をどうやったら増やせるかについて考えていきます。オリエンテーションの中では、二子玉川ライズのスタッフの方々に、生徒たちが取り組む問題について説明していただきました。コロナの影響による客数の減少は、同施設に限らず全国の商業施設の喫緊の課題といえます。二子玉川ライズ・ショッピングセンターも多岐にわたる施策を打っていますが、10代の若者の柔軟な発想がブレイクスルーにつながるのではと期待していただいています。

生徒たちは1学期に学んだデザイン思考を使って、二子玉川ライズ・ショッピングセンターのユーザーになり得る対象者を一人見定め、その人がどんなニーズを持っているかを検証し、平日の来場者数upの本質に迫っていきます。

11月中旬には生徒達たちがグループで考えた施策のプレゼンテーションを行い、実際に二子玉川ライズの方々にフィードバックをしていただきます。もしかしたら、生徒たち自身のアイディアが実際に採用されるかもしれません。

学力テスト後のオリエンテーションでしたが、質疑の時間には多くの質問が発せられ、生徒たちの眼はやる気に満ちていました。プロジェクトがどう進んでいくのか、今からとても楽しみです。(教務部探究係主任 長岡敬佑)