学園ブログ

中2教科横断授業 英語×数学

11月23日は、フィボナッチ数列の日!

フィボナッチ数列とは、イタリアの数学者フィボナッチが発見したもので、その数列は

1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377…

このように、どの数字も前2つの数字を足した数字になっています。実は自然界や芸術作品にはこの数列が多く潜まれています。花びらの数や、パイナップルの模様、黄金比や白銀比など。今回は、これを題材に英語と数学の横断授業を中等部2年生で行いました。

はじめにNative教員から英語で説明を行いました。
フィボナッチは、ウサギが繁殖する様子を見てこの数列を発見したとされています。
そこで、毎月1度オスとメスのペアを産む特別なウサギを題材にし、数か月後にはウサギのペアがいくつになっているかという問題を英語で出しました。そしてそこから「前の2つの数字の和」という法則性を見つけ、その数列のことをフィボナッチ数列ということを学びました。

英語での導入を終え、数学にバトンタッチ。

数学では正五角形の中にある相似な三角形の辺の比に注目します。代数の授業で習った解の公式を使って三角形の辺の比を求めると、フィボナッチ数列の隣り合う数字の比と近似していることが分かります。正五角形の中にフィボナッチ数列が隠れていること、そしてその相似な三角形の辺の比こそが黄金比であることを学びました。この黄金比は自然界や芸術作品などさまざまものに隠れています。授業の最後に、実際に黄金比が使われている建造物やキャラクターを紹介しました。本校のマスコット「なでりん」にも黄金比や白銀比が隠れていることに、生徒は驚いていました。

この教科横断授業をきっかけに、身の回りにある不思議な法則性や、日本語だけでなく外国語で学ぶことへの興味を深めていってもらいたいと思います。

Jason’s comments:

This was such a great lesson to be a part of. I’m really bad at understanding math but Mr. Komatsu did a great job of explaining Fibonacci numbers and the Golden Ratio that I could easily follow along. 

I also think this is great for students who are maybe not so good at English but love math. Lessons allowed them to connect their favorite subject with mine. 

(英語科 Jason 数学科 小松)