学園ブログ

中等部1年体験学習3日目

今日は中等部1年の体験学習3日目(最終日)です。

朝食後、宿舎内で最後のPAプログラムに取り組みました。前半は昨日までの振り返りを行いました。色々なアクティビティに取り組む中で、「チームで課題を成功させる上で大切だと感じたこと」を、各クラス3グループに分かれて考えていきました。グループそれぞれが真剣に考え、「無理だと思ってもチャレンジする心がけ」「色んな視点をもつ。一つの考え方にとらわれない」「相手に無理をおしつけない」といった、様々な意見が出ました。

今度は3グループの意見をクラス内で集約し、クラスとして今後心がけていきたいことを抽出して、模造紙にまとめていきました。すると、これからの学校生活を送る上で大切なキーワードが揃いました。今後は、学校行事があるたびに、できあがったこの模造紙の中からいくつかキーワードを選んで、それを意識した取り組みを各クラスで実践していきます。また、何か課題に取り組む中で、新しく大事だと思われたキーワードを模造紙に付け足していくことも行います。各クラスの一年間の羅針盤が完成していくわけです。それはきっと、6年間の学校生活の指針にもつながっていくことでしょう。

後半では、昨日までに培ったチームの団結力を生かして、「連続大繩くぐり」に挑戦しました。各クラス3グループ×6クラスの、合計18グループが連続して大繩を通過するというアクティビティです。クラス単位での練習から始め、3クラス合同練習、そして最後に6クラス全体で行いました。最初はなかなかうまくいきませんでしたが、お互い声を掛け合うことで、徐々にコツをつかんでいきました。そして最後の18グループ連続大繩くぐりは、なんと1発で見事成功。大歓声が沸き起こり、3日間で一番の盛り上がりとなりました。

最後は閉校式でした。学年主任の柴生先生からは、この3日間で学んだことを、5月に行われる球技会に早速生かして欲しいというお話がありました。

宿泊行事は今日で終わりですが、この3日間で得たことを日頃の学習や学校行事につなげていって欲しいと思います。

(中等部1年引率 長岡敬佑)