学園ブログ

9月に行われたオクサワ音楽交流会2023に引き続き、シェア奥沢をお借りして第2回が開催されました。本校からは管弦楽部の中等部3年生4人と高等部1年生3人が参加し、世田谷区にお住まいの方と演奏や座談会を通して交流しました。今回は本校のOGの方も複数参加され、もうすぐ100周年を迎える本校ですが、3回生や9回生の方にもお会いすることができました。

本校の生徒は途中からの参加になりましたが、高等部1年生1名がバッハ『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 シャコンヌより』、中等部3年生4名がパッヘルベル『カノン』と葉加瀬太郎『情熱大陸』、高等部1年生2名がバッハ『2つのヴァイオリンのためのコンチェルト』を演奏しました。
演奏前は緊張していた様子でしたが、堂々とした演奏で地域の方に楽しんでいただくことが出来ました。地域の方の温かい拍手を頂き、生徒にとって自信になったと思います。

この音楽交流会の特長は、地元の高齢者の方々との多世代トークです。後半では夢について座談会を行いました。生徒一人ひとりの夢に対して、地域の方から応援の言葉をいただきました。また、地域の方の夢や体験を伺い、「好きな事を続けて行って欲しい、続けていくと素敵な出会いがある」というメッセージも頂きました。

最後に、ピアニストの勝又隆一様のオリジナル曲の演奏を聴き、なごり雪を合唱しました。シェア奥沢のスタインウェイの音色と勝又様の演奏、地域の方の歌声がとても素敵で、まさに音楽を通して素敵な出会いがあるということを実感しました。

主催して頂いた奥沢あんしんすこやかセンターの方々、シェア奥沢の堀内様、参加して頂いた地域の方々、ありがとうございました。

（管弦楽部顧問　入口）